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令和5年度 志免町小中学校PTA教育講演会の開催報告

 109()、志免中央小学校体育館にて、教育講演会を実施しました。

 

各小中学校より朝8時からお手伝いに来ていただき、会場作りをスタートしました。

暑さの厳しい日で、扇風機と冷風機を使い、少しでも過ごしやすくするために奔走しました。

椅子を並べ、受付台やお茶の準備、駐車場誘導、司会進行の確認など、各担当に分かれて手際よく作業が進みました。皆様のご協力のおかげで、会場作りは予定よりも早く終えることが出来ました!

 

 10時。講師の落水氏を囲んで、和やかな雰囲気の中、講演会が始まりました。

 難病になり、どん底を経験しながらも、「今が一番幸せ。」と、語り始める落水氏。

会場全体が、真剣に耳を傾けます。

 

最初の問いかけに、ドキッとさせられました。

『子供達に自己肯定感について教える前に、親や先生たちは、自分自身を愛せていますか?目の前に自分をワクワクさせる選択肢があるのに、失敗を恐れて、下の選択肢を選ぶ人生になっていませんか?』と。

『大人も子供も、自分の心を満たし、自分を好きになって欲しい。

チャレンジして、失敗しても、勉強して、練習して、またチャレンジして…

その繰り返しには、成長しかない。子供達にはいっぱいチャレンジして欲しい。

心にワクワクをたくさん持ちましょう。ワクワクやドキドキすることを、ノートに書き出してみると、意外と簡単にできることが多いことに気付きます。それらを一つ一つ達成していくことで幸せを感じられる…幸せっていうのは、意外と身近で簡単なことなんです。』

 

休憩を挟んで、後半に続きます。

 

『暗いニュースが聞こえても、目の前に起こっている出来事に意味はない。その出来事に意味をつけられるのは自分だけ。せっかくなら、明るい未来を思い浮かべる方がいい、ワクワク、楽しい、ハッピー、前向きなイメージを意味づける練習も大切。』

彼にとって宝物は『支え合う仲間』。そして、今が一番幸せな理由の一つは、『小さなことでも、心から「ありがとう」と言えるようになったこと、小さなありがとうが重なって、1日が幸せで満たされていく…。』と。

 

 『大人が毎日をワクワクしながらキラキラと生きていると、子供達もキラキラとしてくる。』

夢〜ワクワクをたくさん持つことの大切さ、笑顔でいることや感謝することの大切さ、自分の考え次第でどんな状況でも明るい未来をみることができる、と。たくさんのことを教えていただきました。約2時間の講演会後、会場はとても穏やかな雰囲気に感じられました。たくさんの宝物のようなお話を、ありがとうございました。

 

終了後は、会場の片付けもスムーズに完了しました。ご協力いただいた各校のお手伝いの方々、先生方、また、暑い中ご来校いただいた皆様、ありがとうございました!